Agile Japan 2017 セッション感想と気付き
Agile Japan 2017に参加しました。
色々なセッションに参加しましたが、印象に残ったセッションを紹介したいと思います。
【心】見える化・カイゼン・カンバンが全社に広がった
~口コミで広がった会社見学ツアーへの想い・ボクが仲間を信じれば会社は変わる~
約5年で、社員がいきいきと仕事をする文化を作ることができた。
その結果、社外の人向けの会社見学ツアーが行われるようになったという話です。
まるでジョイ・インクの日本版、サクセスストーリーです。
- 作者: リチャード・シェリダン,原田騎郎,安井力,吉羽龍太郎,永瀬美穂,川口恭伸
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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情熱を持って取り組む姿勢に胸熱でした。
こういう風にしたいを実践している事例だと感じました。
タイミングをみて、推進委員会を作ったり、外部の有識者を呼んだりして、 社内の熱を冷まさないように行動する。
こういったファシリテーションを参考にしていきたい。
Fearless Changeのパターンにも通じるところがあります。
Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン
- 作者: Mary Lynn Manns,Linda Rising,川口恭伸,木村卓央,高江洲睦,高橋一貴,中込大祐,安井力,山口鉄平,角征典
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/01/30
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著名人を招く、メンター、正式な推進担当者、そして、みんなを巻き込むのパターンを使っていこう。
【基調講演】 “モダンアジャイル”
モダンアジャイルに関しては、以下の4章が参考になります。
「安全を必須条件にする」にも、文化的な側面と、技術的な側面がある。
文化的な側面では、Googleのチームに対する研究成果を例にして、ミーティングにおけるチーム内での効果的な行動指針が紹介された。
説明としては「非難しないこと」になるんだけど、一つの具体例としては、チームメンバーが平等に発言している状態にあることかなと理解した。
What Google Learned From Its Quest to Build the Perfect Team
技術的な側面は、テスト自動化とか、CI/CDなどのプラクティスがある。
間違ってもすぐに気付けるので安全ということ。
心理的安全性という言葉が流行っているけど、ITの世界だと、文化と技術の両方のアプローチが必要なんだということに気付かされました。