ラズパイの赤外線リモコンを高性能にした
以前に作成したラズパイの赤外線リモコンを高性能なものにするために改良しました。
遠距離でも赤外線が届くようにするのと複数のリモコンに対応しました。
配線を変更
赤外線LEDを高出力なものに変更しました。
赤外線LEDを2つ付けて、広範囲に赤外線を出力するようにしました。
複数のリモコンに対応
リモコンの数だけ以下のコマンドで赤外線のデータを記録します。
irrecord -f -d /dev/lirc0 --driver default ~/lircd.conf
記録したlircd.conf
全てを/etc/lirc/lircd.conf.d/
に配置します。
/etc/lirc/lircd.conf
は以下の内容にします。
include "lircd.conf.d/*.conf"
これによって、/etc/lirc/lircd.conf.d/
にある全ての赤外線のデータが読み込まれます。
感想
LEDを変えたことで、2mくらい離れていても反応するようになり、便利になりました。
赤外線を広範囲にし、複数のリモコンの赤外線データを扱えるようにしたことで、複数の機器を操作できるようになりました。
参考情報
複数のリモコンに対応
LIRC - Linux Infrared Remote Control