Kubernetes利用環境のおすすめツール

Kubernetesを利用するに当たってのおすすめツールを紹介します。

kube-ps1

ある程度kubernetesを使うようになると、contextの切り替えが頻繁に発生します。
そういった中で、現在のcontextが何なのかを毎回確認するのが面倒になります。
そこで使えるのがkube-ps1です。
これを使うと、terminalのpromptでcontextとnamespaceが表示されるようになります。
またkubeonとkubeoffコマンドで表示・非表示を切り替えることができます。

install方法や詳細な使い方は以下を見てください。
github.com

kubectx & kubens

kubectxはcontextの切り替えを簡単にしてくれるCLIツールです。

kubectxを実行すれば、contextの一覧が確認できます。
以下のようにコマンドを実行すると簡単にcontextを切り替えることができます。

$ kubectx minikube

kubensというnamespaceの切り替えを簡単にしてくれるCLIツールも同梱されています。
kubectxと同様の使い勝手でnamespaceを切り替えることができます。

install方法や詳細な使い方は以下を見てください。
github.com

stern

kubernetes上のpodのlogを確認するにはkubectl logsコマンドがあります。
ただkubectl logsだと特定のpodのlogしか確認できません。
kubernetesにおいてはpodが頻繁に作られたり、削除されたりするのでこれだと都合が悪い場合があります。
そこで使えるのがsternです。
sternを使うとpodの名前の一部を指定するだけで、その名前に該当する全てのpodのlogをtailすることができます。
pod毎のlogに色分けがされているのでlogが見やすいです。

install方法や詳細な使い方は以下を見てください。
github.com

まとめ

kubernetesを使い始めるとterminalで操作することが多くなるので、今回紹介したツールで操作を便利にできると良いと思います。