この記事はChatGPTを用いて校正しています。
作ったアプリはこちら
apps.apple.comずっと「こんな麻雀の練習アプリがあったらいいのに」と思っていたのですが、とうとう自分で作ってしまいました。 しかも、アイデアからリリースまで約1ヶ月。
AI が本格的に使えるようになった今、アイデアを形にするハードルは本当に下がったんだな、と実感しました。
私は普段ソフトウェアエンジニアをしていますが、スマホアプリの開発経験はほぼゼロ。 さらに、アプリ開発って
- 企画
- デザイン
- 実装
- ストア準備
……と、とにかく幅広い作業が必要です。
正直、これを一人で全部やるのは厳しかったと思います。 今回、AI が相棒として大活躍したおかげで何とか実現できたので、そのプロセスをまとめておきます。
企画づくりは ChatGPT と一緒に
まずは ChatGPT に壁打ちするところからスタートしました。
麻雀はルールが明確なゲームだからか、返ってくる提案の精度がとても高くて驚きました。
最初のざっくりした相談がこちら:
1人でできる麻雀の練習アプリを作りたいです。ランダムな配牌からツモって上がりを目指す感じがいいのですが、どう思いますか?
すると ChatGPT からは、
「めちゃくちゃ良いです!まずは対戦相手なしの練習特化型が良いですね。必要な機能は……」
と、MVP(最小構成)から実装方針、テスト戦略まで、一気にまとめて提案してくれました。
そこからは、ChatGPT と会話しつつ
- 履歴機能が欲しい
- モバイルアプリでやりたい
- 18巡以内にテンパイできなければ終了したい
など、自分の“こうしたい”を足していき、仕様書の原型が完成していきました。
アプリ名も ChatGPT と決めた
アプリ名も一緒に考えました。
「ソロ」を入れたい 一索(イーソー)を使ったロゴにしたい
という条件を伝えたところ、
「麻雀ソロ一索」
という案が返ってきて、響きも見た目もよかったのでそのまま採用。
こういう“ネーミングの壁打ち”も AI は驚くほど便利です。
実装は Codex CLI におまかせ
企画で作った仕様書を丸ごと渡して、実装は Codex CLI にお願いしながら進めました。
基本はシンプルで、
- 仕様書を渡す
- コードを生成してもらう
- 動かしてみる
- バグがあれば直してもらう
というサイクルをひたすら回しました。
特に麻雀のアルゴリズム部分(シャンテン計算など)は テストコードを書きながら Codex に補助してもらう というスタイルが相性抜群でした。
UI デザインは “AI で方向性を探し、Figma でまとめる”スタイル
実装が進んでいく一方、UI は完全に後回しだったので、最初はかなり素っ気ないデザインでした。

「さすがにこれは…」と思い、ここでも ChatGPT に麻雀画面のサンプル画像を作ってもらい、 色味や立体感の出し方を参考にしながら Figma で整え直しました。
サンプル画像

AI が作る牌の絵柄はところどころ怪しいのですが、雰囲気作りのヒントとしては十分役に立ちました。
最終的にできたメイン画面がこちら:

自前でゼロからデザインを考えるより、圧倒的にスムーズでした。
リリース準備も全部 AI に相談しながら
アプリを App Store に出すには、実装だけでなく
- スクリーンショット
- 説明文
- プライバシーポリシー
- ライセンス表示
- 年齢レーティング
- 審査用メモ
などなど、やるべきことが山ほどあります。
ここも ChatGPT と Codex CLI に相談しつつ、一つずつ潰していきました。
例えば「何が必要か教えて」と質問すると、
- 必須の書類
- SDK バージョン
- ストア申請の手順
- ライセンス表示の作り方
などを、フェーズ分けして分かりやすく教えてくれます。
文章作成や説明文の草案も AI が作ってくれるので、非常に助かりました。
おわりに:AI 時代の「一人プロダクト開発」
今回の経験を通じて、
AI の力で「一人でプロダクトを作る」ことが本当に可能になった
と確信しました。
逆に言えば、みんなが作れるようになった分、
- どんなアイデアを形にするのか
- 何に価値があるのか
- どう差別化するのか
といった “考える力” がますます重要になっていくと思います。
今回は、そうした気づきを得られたという意味でも、とても良い体験でした。
